学校近況

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お知らせ 8/30・9/1八芳園MuSuBuにてふくしまGAPフェアに参加してきました❕

8/30・9/1

 東京都港区白金台八芳園MuSuBuにて福島県農林水産部環境保全課主催のふくしまGAPフェアに生物生産科2年紺野莉沙さんと、同じく生物生産科2年長谷川天歌さんが参加してきました。

 

今回、県内のGAP認証を取得している果樹園や福島県内の福島明成高校を含めた4つの農業高校が参加しました。

MuSuBuでは県内のGAP認証取得されている梨や桃などの生鮮品や、加工品が販売されていました。農業高校からはクッキーやジャムなどの加工品や、トウモロコシ・玉ねぎなどの生鮮野菜も出品されており、多くの利用者に購入して頂きました。

 

また、午前と午後に分けて各校の生徒がそれぞれの学校でのGAPの取り組みについて発表をしました。それぞれの学校の特色を生かした発表となっており、参加した利用者は生徒の発表に関心を持ちながら聞いてくれました。

 

発表の後はGAPクイズなどがあり、生徒が工夫を凝らした問題など全部で8問ありました。多くの利用者が参加してくださり、会場もとても盛り上がっておりました。

また、

「GAPは農業生産工程管理なので無農薬栽培は行わなくても大丈夫です。また、無農薬栽培に認証制度等はありませんが、有機栽培にはJAS認証があります。コーヒーなどを頼まれた方についてくるガムシロップに有機JASの認証マークが記載されています。目を向ければ至るところにGAP認証や有機JAS認証の商品がもう身近な存在になっていますね」

など、生徒の日頃の学習の成果を見られる場面があり、会場の参加者は見分の広さにとても感心していました。

 

 参加者の中に農林水産省大臣官房審議官の勝野美江氏がご参加されておりました。生徒の発表をお聞きになった勝野氏は

 「高校生のしっかりとしたお話しにとても頼もしく思い、福島県のGAPの浸透度の高さを実感しました。

 是非、GAPを学んだ高校生が地域に出て、地元の農家の皆さんにGAPを普及させていただけたら、こんなにうれしいことはありません!」

と、お言葉を頂戴することが出来ました。

 

 現在、福島明成高校ではGAPの取得数が日本一となっております。

消費者に安全な食品を供給し、消費者に安心してもらうためにはGAPのような「良い農業のやり方」を実践し、消費者に伝えなければなりません。食品衛生管理が厳重になっている昨今では、GAPのような農業生産工程管理を受けた生鮮品が必要になってくることでしょう。生徒にGAPの理念と、安心安全の供給方法を伝えなければなりません。より多くの人に伝わるため今後もGAPの普及活動に努めていきたいと思います。

会津大学『出前講義』

 7月4日(木)5・6校時、1年5組生産情報科の生徒を対象に、『SDGs~持続可能な社会を創るために』と題して、会津大学 教授 麻野 篤 先生による講義がおこなわれました。

 【SDGsについて、講義を頂いた生徒の感想】

・「自分ごと」として考えることに気づいた。

・キーワードである「つながる」ことの重要性を理解できた。

「知る」「考える」「伝える」「行動する」ことで、SDGsの17の目標を達成することができることを知った。

麻野先生、貴重な講義をありがとうございました。にっこり

県総合スポーツ大会県北地区予選会【バドミントン部】

 6月10日(月)~11日(火)トヨタ・クラウンアリーナにて開催された県総合スポーツ大会県北地区予選会(バドミントン競技)に参加してきました。

 女子ダブルスで、仲塚 いくみ選手(3年)・笹川 來愛選手(3年)ペアが、ベスト16入り

 女子シングルスで、笹川 來愛選手(3年)が、ベスト16入りで7月11日(木)~13日(土)に開催される県大会出場権を得ました。お祝い

 ほとんどの3年生はこの大会で引退となりましたが、先輩の教えを胸に、これからは2年生が中心となり頑張っていこうと思います!!

令和6年度入学式

七十二候 虹始見 にじはじめてあらわる 

 4月になり、春の陽気は1日1日を過ごすごとに増していきます。その陽気に誘われたか、動植物が一気に活動を始めます。桜の蕾はより一層膨らみを増し、色鮮やかな花を咲かさんとしています。

 

4月9日

 本日、福島県立福島明成高等学校では令和6年度入学式を挙行しました。

入学式では、新しい環境で行う学園生活や、新しい交友関係など、期待と不安が半々という表情の生徒が多く見られました。

今年度より福島明成高等学校に赴任された鈴木憲治校長先生は

「それぞれが目標を持ち、その目標に向かって高校生活を謳歌してください。」

と、入学生に祝辞を述べられました。


 入学式当日、福島市の天気は雨模様です。春とはいえ、まだまだ冷たい雨が福島明成高校を濡らします。

また、新入生の下ろしたての制服も雨で濡れてします。ズボンの裾には跳ね返りがついている生徒もちらほらと見られました。しかし、雨は悪いことだけではありません。例えば、植物苗の定植後にはかん水が必要です。そこに雨が降ってくれれば、とても助かります。

 本日、福島明成高校という畑に入学した入学生はこれからの3年間という期間を経て、様々な実りを得る事でしょう。

 ようこそ、福島県立福島明成高等学校へ。これからの3年間、本校の校是である

「科学する心・自立する心・勤勉な心・不屈な心・感謝する心」

を忘れず、実り豊かな3年間にしてください。

掲額式

≪お披露目になった安田修久校長先生の肖像画≫

 

≪肖像画との記念写真≫

 

 令和6年3月27日(水)午前10時、校長室にて安田修久校長先生のご退職にあたり、これまでのご功績を記念して、同窓会で制作を依頼した肖像画の掲額式(肖像画のお披露目式)を行いました。

 同窓会長佐藤金正様、副会長鈴木利英様、監事今野金哉様の3名をお迎えて、安田修久校長先生の肖像画がお披露目になりました。

 肖像画は本校の同窓生で福島県美術家連盟会員でもある藤守可江氏によって製作されました。【本名:佐藤守(農業科25回卒)】

生物工学科27年間ありがとう!!

 令和6年2月29日(木)11時10分~11時40分 佐藤金正同窓会会長の御出席をいただき、全校生徒参加のもと、本校第1体育館において生物工学科27年間の歴史に幕を下ろす閉科式が行われました。

 次第は、「開式のことば」「校長あいさつ」「同窓会会長あいさつ」「生物工学科生徒代表のことば」「閉科記念品謹呈」「校歌斉唱」「閉式のことば」です。

 厳粛な雰囲気の中で式は進み、生物工学科3年蓬田導斗さんからの、これまで生物工学科で学んだ生徒を代表して

「27年間ありがとう」

 という感謝のことばが印象的でした。

 閉科記念品謹呈では、記念品目録を生物工学科3年菅野莉彩さんが読み上げてから、安田修久校長に手渡され、校長から佐藤金正同窓会会長に手渡されました。

 最後に、佐藤金正同窓会会長が全校生の前で閉科記念品を同窓会館に永久保管することを宣言して、式は終了しました。

 

校長あいさつ(安田修久校長)

 

同窓会会長あいさつ(佐藤金正同窓会会長)

 

生徒代表のことば(生物工学科3年蓬田導斗さん)

 

閉科記念品目録を読み上げる菅野莉彩さん

 

閉科記念品目録派は代表生徒から校長へ

  

最後に記念品を同窓会館に永久保管することを宣言した同窓会会長

東京販売会!!

 2/23〜25の三連休、食品科学科、生物生産科の有志生徒18名は東京都赤坂で行なわれたマルシェにて販売会に参加しました。

 参加した生徒たちは、アクセンチュア株式会社と一般社団法人Bridge for Fukushima(BFF)さんが主催している「農業水産高校経営マーケティングプログラム」に参加し、模擬会社を設立して東京販売会に向けて1から商品を開発してきました。

 福島県、宮城県の5つの農業高校が参加し、協力して販売戦略を練ったり、都内店舗やアクセンチュアオフィスを巡るフィールドワークを行いました。

 そして、販売会も、大変盛況で、なんと、全ての商品を完売することができました。
 1年間、苦悩をたくさん経験しながら開発した商品は、先生方やアクセンチュア、BFF の社員の方々、そして、たくさんの客様に大変好評でした。

 3日目の決算報告会では、期待を込めた厳しい意見もいただきつつ、どの会社も前向きに開発を進められる商品だとお褒めの言葉を頂けました。
 残念ながら赤字となってしまった会社もありましたが、どの班も、「ものを作って売って利益にする」ことについて、真正面から取り組んだ1年間でした。
 本当にお疲れ様でした。

福島イノベーション人材育成事業『PCRによるGM食品の分析』

 生物工学科3年3組27名は、令和6年1月17日(水)~18日(木)本校の実験・実習棟3階にて、東京テクニカルカレッジ・バイオテクノロジー科講師である大藤道衛先生(医学博士)を講師にお迎えして、福島イノベーション人材育成事業の一環である「PCRによるGM食品の分析」についての特別授業を受講しました。

 この特別授業では、遺伝子組換えについての実験実習を通して、遺伝子操作について正しい知識と技術を身に付けさせることが目的です。

 今回は、遺伝子組換え作物を使用した食品(GM食品)の判定を行いました。

大藤先生による実演

≪大藤先生による実演≫

 

抽出DNAをマイクロチューブへ

≪抽出DNAをマイクロチューブへ≫

 

暗所で電気泳動の観察

≪暗所で電気泳動の観察≫

 

組換え遺伝子検出(画像中央の線)

≪組換え遺伝子検出(画像中央の線)≫

 最先端技術である遺伝子分析・遺伝子組換え・ゲノム編集などを体験できる講座を受講した生徒からは、「PCRがどのようなものか知ることができた」「実際の研究者である大藤先生の講義がとても興味深かった」「説明が分かりやすく色々なことを知ることができた」などの感想があり、最先端の知識・技術への興味関心を高めることができました。

 最後に、2003年から2024年まで延べ19回の特別授業をご快諾いただきました大藤道衛先生には心より深く感謝申し上げます。

※PCR:特定の遺伝子(DNA)を増幅させる反応

【生物工学科】最後の課題研究発表会

 12月15日(金)に生物工学科最後となる課題研究発表会が行われました。それぞれの研究班が、テーマを自分たちで設定して疑問に思ったことを追究、その成果を発表する大事な行事です。

生徒による発表の様子

生徒による発表の様子

 

発表を聴講する保護者の皆様

発表を聴講する保護者の皆様

 

生徒たちが培養管理した「セントポーリア」を感謝の気持ちを込めて手渡した

生徒たちが培養管理した「セントポーリア」を感謝の気持ちを込めて保護者へ手渡し

 

 生物工学科最後の課題研究発表会を無事実施できて、ほっとしています。生物工学科の行事は、1月に実施される「PCRによるGM食品の分析」のみになります。

『第10回全国農業女子フォーラム(福島大会)』が開催されました

 12月13日(水)とうほう・みんなの文化センター〔福島県文化センター〕にて、令和5年度第10回全国農業女子フォーラム(福島大会)が開催されました。

 『地域から持続可能な農業の実現を』をテーマに、公益財団法人 全国学校農場協会が主催となり、福島明成高等学校が事務局として大会運営をして参りました。

 農業系高校の生徒や農業系大学の学生等を対象とし、この大会を通して現場で活躍する女性農業者等の経験談等を伝えることで、新規就農への意欲を喚起することを目的の一つに掲げ、参加された生徒たちにとって良い機会になったと思います。

福島大学 食農学類 農業経営学コース 原田 英美 教授による基調講演

 

パネルディスカッションを行う(写真右から)いわき市 エヴリート株式会社の遠藤 久江 氏、古殿町 ふるさと工房 おざわふぁーむ 代表 小澤 啓子 氏、福島県農業総合センター 農業短期大学校 2年 臼井 美和 氏、福島大学 食農学類 2年 安齋 智香 氏

 

 福島大学食農学類農業経営学コースの原田英美教授をはじめとする実践発表・パネルディスカッションに参加された方々には、貴重なお話を伺うことができ、若者の新規就農への促進へ繋がったと思います。この度は深く御礼申し上げます。