学校近況

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令和6年度入学式

七十二候 虹始見 にじはじめてあらわる 

 4月になり、春の陽気は1日1日を過ごすごとに増していきます。その陽気に誘われたか、動植物が一気に活動を始めます。桜の蕾はより一層膨らみを増し、色鮮やかな花を咲かさんとしています。

 

4月9日

 本日、福島県立福島明成高等学校では令和6年度入学式を挙行しました。

入学式では、新しい環境で行う学園生活や、新しい交友関係など、期待と不安が半々という表情の生徒が多く見られました。

今年度より福島明成高等学校に赴任された鈴木憲治校長先生は

「それぞれが目標を持ち、その目標に向かって高校生活を謳歌してください。」

と、入学生に祝辞を述べられました。


 入学式当日、福島市の天気は雨模様です。春とはいえ、まだまだ冷たい雨が福島明成高校を濡らします。

また、新入生の下ろしたての制服も雨で濡れてします。ズボンの裾には跳ね返りがついている生徒もちらほらと見られました。しかし、雨は悪いことだけではありません。例えば、植物苗の定植後にはかん水が必要です。そこに雨が降ってくれれば、とても助かります。

 本日、福島明成高校という畑に入学した入学生はこれからの3年間という期間を経て、様々な実りを得る事でしょう。

 ようこそ、福島県立福島明成高等学校へ。これからの3年間、本校の校是である

「科学する心・自立する心・勤勉な心・不屈な心・感謝する心」

を忘れず、実り豊かな3年間にしてください。

掲額式

≪お披露目になった安田修久校長先生の肖像画≫

 

≪肖像画との記念写真≫

 

 令和6年3月27日(水)午前10時、校長室にて安田修久校長先生のご退職にあたり、これまでのご功績を記念して、同窓会で制作を依頼した肖像画の掲額式(肖像画のお披露目式)を行いました。

 同窓会長佐藤金正様、副会長鈴木利英様、監事今野金哉様の3名をお迎えて、安田修久校長先生の肖像画がお披露目になりました。

 肖像画は本校の同窓生で福島県美術家連盟会員でもある藤守可江氏によって製作されました。【本名:佐藤守(農業科25回卒)】

お祝い 令和5年度卒業証書授与式

 3月1日(金)本校の第1体育館で令和5年度卒業証書授与式が挙行されました。

 

〈在校生送辞〉

 

〈卒業生答辞〉

 3年生173名の生徒が本校から巣立って行きました。予測困難な時代と言われている世の中ではありますが、普段の学校生活や授業・実習で学んできたことを活かして、頑張って欲しいと思います。

生物工学科27年間ありがとう!!

 令和6年2月29日(木)11時10分~11時40分 佐藤金正同窓会会長の御出席をいただき、全校生徒参加のもと、本校第1体育館において生物工学科27年間の歴史に幕を下ろす閉科式が行われました。

 次第は、「開式のことば」「校長あいさつ」「同窓会会長あいさつ」「生物工学科生徒代表のことば」「閉科記念品謹呈」「校歌斉唱」「閉式のことば」です。

 厳粛な雰囲気の中で式は進み、生物工学科3年蓬田導斗さんからの、これまで生物工学科で学んだ生徒を代表して

「27年間ありがとう」

 という感謝のことばが印象的でした。

 閉科記念品謹呈では、記念品目録を生物工学科3年菅野莉彩さんが読み上げてから、安田修久校長に手渡され、校長から佐藤金正同窓会会長に手渡されました。

 最後に、佐藤金正同窓会会長が全校生の前で閉科記念品を同窓会館に永久保管することを宣言して、式は終了しました。

 

校長あいさつ(安田修久校長)

 

同窓会会長あいさつ(佐藤金正同窓会会長)

 

生徒代表のことば(生物工学科3年蓬田導斗さん)

 

閉科記念品目録を読み上げる菅野莉彩さん

 

閉科記念品目録派は代表生徒から校長へ

  

最後に記念品を同窓会館に永久保管することを宣言した同窓会会長

東京販売会!!

 2/23〜25の三連休、食品科学科、生物生産科の有志生徒18名は東京都赤坂で行なわれたマルシェにて販売会に参加しました。

 参加した生徒たちは、アクセンチュア株式会社と一般社団法人Bridge for Fukushima(BFF)さんが主催している「農業水産高校経営マーケティングプログラム」に参加し、模擬会社を設立して東京販売会に向けて1から商品を開発してきました。

 福島県、宮城県の5つの農業高校が参加し、協力して販売戦略を練ったり、都内店舗やアクセンチュアオフィスを巡るフィールドワークを行いました。

 そして、販売会も、大変盛況で、なんと、全ての商品を完売することができました。
 1年間、苦悩をたくさん経験しながら開発した商品は、先生方やアクセンチュア、BFF の社員の方々、そして、たくさんの客様に大変好評でした。

 3日目の決算報告会では、期待を込めた厳しい意見もいただきつつ、どの会社も前向きに開発を進められる商品だとお褒めの言葉を頂けました。
 残念ながら赤字となってしまった会社もありましたが、どの班も、「ものを作って売って利益にする」ことについて、真正面から取り組んだ1年間でした。
 本当にお疲れ様でした。