学校近況

カテゴリ:イベント

福島イノベーション人材育成事業『PCRによるGM食品の分析』

 生物工学科3年3組27名は、令和6年1月17日(水)~18日(木)本校の実験・実習棟3階にて、東京テクニカルカレッジ・バイオテクノロジー科講師である大藤道衛先生(医学博士)を講師にお迎えして、福島イノベーション人材育成事業の一環である「PCRによるGM食品の分析」についての特別授業を受講しました。

 この特別授業では、遺伝子組換えについての実験実習を通して、遺伝子操作について正しい知識と技術を身に付けさせることが目的です。

 今回は、遺伝子組換え作物を使用した食品(GM食品)の判定を行いました。

大藤先生による実演

≪大藤先生による実演≫

 

抽出DNAをマイクロチューブへ

≪抽出DNAをマイクロチューブへ≫

 

暗所で電気泳動の観察

≪暗所で電気泳動の観察≫

 

組換え遺伝子検出(画像中央の線)

≪組換え遺伝子検出(画像中央の線)≫

 最先端技術である遺伝子分析・遺伝子組換え・ゲノム編集などを体験できる講座を受講した生徒からは、「PCRがどのようなものか知ることができた」「実際の研究者である大藤先生の講義がとても興味深かった」「説明が分かりやすく色々なことを知ることができた」などの感想があり、最先端の知識・技術への興味関心を高めることができました。

 最後に、2003年から2024年まで延べ19回の特別授業をご快諾いただきました大藤道衛先生には心より深く感謝申し上げます。

※PCR:特定の遺伝子(DNA)を増幅させる反応

【生物工学科】最後の課題研究発表会

 12月15日(金)に生物工学科最後となる課題研究発表会が行われました。それぞれの研究班が、テーマを自分たちで設定して疑問に思ったことを追究、その成果を発表する大事な行事です。

生徒による発表の様子

生徒による発表の様子

 

発表を聴講する保護者の皆様

発表を聴講する保護者の皆様

 

生徒たちが培養管理した「セントポーリア」を感謝の気持ちを込めて手渡した

生徒たちが培養管理した「セントポーリア」を感謝の気持ちを込めて保護者へ手渡し

 

 生物工学科最後の課題研究発表会を無事実施できて、ほっとしています。生物工学科の行事は、1月に実施される「PCRによるGM食品の分析」のみになります。

『第10回全国農業女子フォーラム(福島大会)』が開催されました

 12月13日(水)とうほう・みんなの文化センター〔福島県文化センター〕にて、令和5年度第10回全国農業女子フォーラム(福島大会)が開催されました。

 『地域から持続可能な農業の実現を』をテーマに、公益財団法人 全国学校農場協会が主催となり、福島明成高等学校が事務局として大会運営をして参りました。

 農業系高校の生徒や農業系大学の学生等を対象とし、この大会を通して現場で活躍する女性農業者等の経験談等を伝えることで、新規就農への意欲を喚起することを目的の一つに掲げ、参加された生徒たちにとって良い機会になったと思います。

福島大学 食農学類 農業経営学コース 原田 英美 教授による基調講演

 

パネルディスカッションを行う(写真右から)いわき市 エヴリート株式会社の遠藤 久江 氏、古殿町 ふるさと工房 おざわふぁーむ 代表 小澤 啓子 氏、福島県農業総合センター 農業短期大学校 2年 臼井 美和 氏、福島大学 食農学類 2年 安齋 智香 氏

 

 福島大学食農学類農業経営学コースの原田英美教授をはじめとする実践発表・パネルディスカッションに参加された方々には、貴重なお話を伺うことができ、若者の新規就農への促進へ繋がったと思います。この度は深く御礼申し上げます。

USJを後にし、再び神戸へ

USJでは、時間が足らないとの声が多く聞かれました。乗るのにも食べるのにもお土産買うのにも大行列。それでも充分に楽しんできました。いよいよ明日は、最終日。姫路城にて研修し、全員元気に帰路につきたいと思います。

車窓からの神戸の夜景

生徒中央会役員選挙

 10月5日(木)の5・6校時に生徒中央会役員選挙および立会演説会が行われました。

 福島明成高等学校の将来を担う生徒たちの姿は、輝いて見えました。今後の活躍を期待しています。